適切な医療を実現する医師国会議員連盟と日医連役員

　衆議院解散を翌日に控えた十一月十五日、都内において、医師資格を有する超党派国会議員による「適切な医療を実現する医師国会議員連盟」（会長＝自見庄三郎参議院議員、別表に名簿掲載）と日医連役員との意見交換会が開催された。会合では、医療機関の控除対象外消費税問題や平成二十五年度予算・税制改正、ワクチン問題等について協議した。
　当議員連盟は、社会保障政策を中心にさまざまな国政の問題に対して、医師という専門的立場から党派を超えて政策提言を行うとの考えのもと結成された国会議員の集まりである。
　先の第三次野田改造内閣発足に伴う内閣人事では、櫻井充参議院議員が厚生労働副大臣に、梅村聡参議院議員が厚生労働大臣政務官に就任。当日は、議連メンバーや日医連役員からお祝いの言葉が寄せられた。また、顧問の坂口力元厚生労働大臣が今季限りで勇退することを表明。衆議院議員のメンバーからは、「衆議院総選挙後も、引き続き国民が安心できる医療体制をつくるために日医と連携して活動していきたい」と決意表明がなされ、選挙後の再会を誓い合い散会となった。