西島英利先生(日医連支援)
(最近の活動)
五月十一日、参議院厚生労働委員会で、国民健康保険法等の一部を改正する法律案審議が行われ質疑に立ちました。今回の法改正は、協会健保支援のための肩代わり(緊急避難的な対応)であり、国庫補助率の引き上げの必要性と財源の問題を考えるべきであると主張をいたしました。
五月二十七日、北九州市で「西島英利国政報告会」が開催され、北九州後援会長をはじめ多くの方々にご挨拶と激励をいただきました。平成十六年七月の当選以来、社会保障問題を中心に取り組んできたことについてもお話させていただきました。安定的な恒久財源を確保したうえで、日本のよき医療制度を守り、国民誰もが安心して暮らせるよう社会保障制度の安定維持のため、ひき続き全力で取り組む決意を述べました。
五月三十日、中四国医師会連合総会にて「医療の課題」について講演し、医療や介護等の伸びていく一方の社会保障費について安定的恒久財源で賄うべきであり、消費税のアップしかないということを一貫して主張してきたことを述べました。
(医療問題における私の天命)
「日本医師連盟の先生方には日頃より厚いご支援をいただき心より御礼申し上げます。参議院議員になってからの六年を振り返り、そして現在の抱負を述べさせていただきます。
平成十六年七月に参議院議員に当選してからの生活、それは世界で最も効率的に運用されている日本の医療制度、健康に暮らせる社会を守るための活動でした。
財政健全化の視点のみから次から次に提案される医療制度への改革案は、同時に世界で最も効率的に実践されている日本の医療の破壊に通じる政策でもありました。それらが出てくるたびに、その合理性のなさを説き、多くの医師会の先生方からの力強いご支援と、社会保障に関心をもつ心ある同僚議員の協力を得て、それらを何とか阻止するよう戦って参りました。現に地域医療を担う当事者の一人であり同時に国会に議席を置く者として、活動して参りましたが、地域医療の崩壊の流れを完全に絶つことはできていません。
地域医療の現場を知る政治家として、地域医療崩壊の流れを確実に絶つこと。そして医療提供者が安心して医療を提供でき、国民が安心して医療を受けることができる環境を何としても確立する。それこそが、今私に与えられた天命であると考えています。」
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