藤川謙二常任執行委員の司会で開催し、冒頭原中勝征委員長は次のように挨拶した。
「本日はご多忙のなかご参集いただき感謝申しあげます。本日は第二十二回参議院比例代表選挙と二十二年度交付金について審議を賜るが、円滑な議事運営をお願いいたします。はじめに執行委員会に先立って開かれた常任執行委員会での経過について簡単に説明いたします。常任執行委員会では、現職の西島英利参議院議員に対する思いやこれまでのつき合いの大切さなどを十二分に理解したうえでさまざまな議論が交わされた。さらに、今後、日本医師連盟がどのような立場で政権与党と関わりをもつか、民主党を支援し続けることがいいのかということにも踏み込んで議論を行った。常任執行委員から、日本医師会ならびに日本医師連盟の結束をはかるべく、委員長に一任すべきとの意見が上がり、決を採らず、委員長に一任することを認めていただいた。
委員長一任とはいえ私個人ということではなく、常任執行委員全員の気持ちとして、政権与党がこれだけ我々の意見に耳を傾けるようになったという現実を踏まえ、民主党公認の「安藤たかお」氏を日本医師連盟の推薦とし、また、自民党公認の「西島英利」参議院議員とみんなの党公認の「清水こういちろう」氏を同様に支援という形で応援することにさせていただくことにした(別記事参照)。今回、各都道府県から出された西島議員に対する思いを受けとめたうえで、苦渋の選択をさせていただいたことをご理解お願いいたします(要旨)」
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