日医連ニュース
日本医師連盟ニュース
2009/10/25(Sun.) 第57号 1・234/4 INDEX
日本医師連盟執行委員会開催
新たな医政活動に向けた第一歩
 日本医師連盟は10月20日執行委員会を開催し、衆議院総選挙の総括と支持政党等に関する協議を行った。今回の開催は9月15日の執行委員会での議論を受けたもので、今後の活動のあり方に向け真摯な論議が長時間にわたって続けられた。また、協議により日本医師連盟の活動指針から「支持政党は政権与党である自民党とする」との一文の削除を決議した。

日本医師連盟執行委員会開催/新たな医政活動に向けた第一歩(写真)

 内田健夫常任執行委員の司会で開会。冒頭、唐澤人委員長は「本日はご多忙のなか参集いただき感謝申し上げる。先刻ご承知のとおり八月三十日の第四十五回衆議院総選挙において自民党が敗北し、新たに民主党が政権与党の座に着いたが、本日は総選挙の総括を行うとともに支持政党の問題等について忌憚のない意見を伺っていきたいので、よろしくお願いしたい」と挨拶した。
 来賓の西島英利参議院議員は「全国各地の医師会を訪問しているが、温かく迎えていただき御礼と感謝を申し上げる。これまで社会保障の財源として新たな安定財源を確保しない限りは将来的に厳しいと一貫して主張してきたが、十月二十六日から始まる臨時国会においても継続して議論していく。また、医療事故に関する法案を議員立法により通常国会等で提案できないか現在模索している。これからも先生方の代表として、一生懸命活動していくのでいっそうのご支援をお願いしたい」と述べた。
 日本医師連盟の西島参議院議員選挙担当である羽生田俊常任執行委員は「一月二十日の執行委員会で、西島議員を来年の参議院比例代表選挙における日本医師連盟推薦候補者とすることを決議いただいた。これまでに四十都道府県医師連盟で推薦が決議され、十八の医療関係団体から推薦状をいただいている」と報告した。

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