医療の将来を守るための選挙戦
たけみ敬三候補は、選挙期間中「いつでもどこでも誰でもが安心して医療を受けられる国民皆保険制度の堅持」や「安心して受けられる老後の医療と介護の充実」「安心して子供を産み育てられる強力な医療支援体制の確立」等を最重要施策として掲げ、日本の社会保障、とりわけ医療の将来を守るという一念で、必死になって選挙戦を戦ってきた。
たけみ敬三候補の十二年間にわたる国政の場における実績、即ち、いち早く社会保険庁問題にメスを入れ改革を求めてきたことや、「混合診療の全面解禁」・「医療費の総枠管理」導入論に対して、党内の反対勢力と言われながらも政府に敢然と立ち向かい、これを阻止する等数多くの業績があるにもかかわらず、極めて残念な結果に終わった。
自由民主党への逆風下での選挙
今回の選挙は、各マスコミの世論調査が示していたように、年金問題や政治資金問題あるいは閣僚の失言等、自由民主党への逆風の中での厳しい戦いであった。加えて、たけみ候補は現職の厚生労働副大臣であり、年金問題等の逆風をまともに受けた選挙であった。その結果、自由民主党は参議院において、非改選議席を加えても民主党に第一党を奪われ、公明党を加えた与党全体で過半数を大きく割り込み、今後の政局運営においても、これまでの国会運営のあり方を根本的に見直さざるを得なくなるものと思われる。
|