日医連ニュース
日本医師連盟ニュース
2007/2/25(Sun.) 第41号 1・2/2 INDEX
日本医師連盟執行委員会開催
「たけみ敬三氏」支援体制構築に向けスタート
 一月十六日(火)、日本医師連盟は執行委員会を開催し、平成十七年度収支決算、十九年度負担金負担基準額、特別会費の納入、本年夏の参議院議員通常選挙における日医連推薦候補者の「たけみ敬三氏」に対する政治活動支援体制について、等の協議を行い、原案どおり承認した。
「たけみ敬三氏」支援体制構築に向けスタート(写真)

 羽生田俊常任執行委員の司会で開会。冒頭、唐澤ヨシ人委員長は次のように挨拶した。
 「今年は四月に統一地方選挙があり、また七月には天王山である参議院議員通常選挙を控えている。本日はそれに向けての審議を賜ることになるのでよろしくお願いする。承認いただきたい議題は四件で、一つ目は平成十七年度日本医師連盟収支決算について、二つ目が平成十九年度日本医師連盟負担金の負担基準額、三つ目が特別会費の納入について、四つ目が本年夏の参議院議員通常選挙における「たけみ敬三氏」に対する政治活動支援体制についてである。円滑な議事運営に向け先生方のご協力を賜りたい」。
 続いて、来賓のたけみ敬三厚生労働副大臣と西島英利参議院自由民主党国会対策副委員長が挨拶を行った。

収支決算と負担金基準額を原案どおり承認

 引き続き、唐澤委員長が議長となり議案審議に移った。平成十七年度日本医師連盟収支決算について、倉品克明会計責任者が内容を説明。収入総額は十八億四千六百二十五万六千三百四十五円で、内訳は負担金十四億七千二十三万七千円、繰越金三億七千六百一万六千百八十九円等。支出総額は十八億四千六百二十五万六千三百四十五円で、内訳は人件費や事務所費等の経常経費が六千九百四十三万千九百五十九円、組織活動費(組織対策費・交際費等)や寄付・交付金等の政治活動費が十三億七千八百六万八千三百二十二円で、平成十八年度へ繰り越す剰余金は三億九千八百七十五万六千六十四円。

「たけみ敬三氏」支援体制構築に向けスタート(表)

 説明後、倉品会計責任者は「本会計の監査は、一月十五日に会計監督者により詳細に行われた。また、十七年一月一日から十二月三十一日までの収支については、政治資金規正法に基づき、その収支報告書を総務省に提出し、受理されている」と報告した。
 続いて、会計監督者を代表し、田中忠一会計監督者が、「平成十七年度日本医師連盟収支決算について、一月十五日、日本医師会館において三名の会計監督者が慎重に監査を行い、その収支は適正妥当であり、帳簿記載も的確であることを確認した」と報告。協議後、挙手による採決が行われ、同収支決算を原案どおり承認した。
 また、平成十九年度日本医師連盟負担金基準額については、宝住与一副委員長から、十八年度同様、負担金基準額を二万円としたいとの説明があり、挙手多数で承認された。

特別会費は前回と同水準に決定

 特別会費の納入に関して、宝住副委員長が「六年前には、会員一名あたり一万円の特別会費をいただき、皆様のご理解とご努力により、たけみ敬三氏については二十二万票あまりを獲得した。三年前にも同額の特別会費をいただき、二十五万票あまりを得て西島氏を国会に送り出すことができた。ついては、今回も従来どおり特別会費の納入の承認を賜りたい」と提案を行った。唐澤委員長も「参議院議員通常選挙においては、的確な政治活動面における支援体制を構築し、国会議員の医療政策全般にわたる理解と協力を得ることが肝要である。特別会費の納入について、何とぞご理解を賜りたい」と要望した。協議の結果、圧倒的多数で承認された。

たけみ敬三氏の支援体制構築に向けて

 本年夏の参議院議員通常選挙における日医連推薦候補者の「たけみ敬三氏」に対する政治活動支援体制の構築につき、宝住副委員長が次のような説明を行った。

  1. 「後援会名簿の獲得」。
     目標数は百万。今次目標数は単なる後援会員獲得数ではなく、実質的にたけみ後援会活動の実働部隊となる人物を獲得することに意義がある。
  2. 「支援団体推薦状況」。
     一月九日現在、推薦を決定している団体は二十三、支援要請をしている団体は八十五。
  3. 「後援会役員名簿(省略)」。
  4. 「各都道府県医師連盟における後援会事務所設置、看板の作成および選管証票の配布等」。
     日本医師会館における「たけみ敬三事務所」の看板は、昨年十二月に三階の日本医師連盟事務所脇に設置ずみ。
  5. 「各都道府県における行事日程の通知依頼(省略)」。

 説明終了後、唐澤委員長は「内容的に広範囲で、かつ今後の予定が中心のものだが、本日この場で承認いただければ、可及的速やかに実施に向けて準備したい」と協力を訴え、協議の結果、圧倒的多数で原案どおり承認された。
 最後に、後援会役員として事務総長に就任した石川高明元日本医師連盟副委員長が挨拶に立ち、「本年夏の参議院議員通常選挙では、日本医師連盟の力を先生方と一緒にぜひ世の中に示したい。事務局として精一杯努力して参りたい」と力強く決意表明をし、閉会となった。

「たけみ敬三氏」支援体制構築に向けスタート(写真)

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