日医連ニュース
日本医師連盟ニュース
2005/3/25(Fri.) 第32号 1234・5・6/6 INDEX
各都道府県小選挙区担当責任者等と地元選出与党国会議員との懇談会開催

国会議員との懇談会に参加して
岐阜県医師連盟委員長 岩砂 和雄

 「政党政治には民意が反映される」というが、医連の意図は政党政治に反映されるか……。
 二月十日「新霞ケ関ビル」で国会議員との懇談会が行われ、岐阜県選出の自由民主党議員九人のうち八人が出席し、岐阜県医連からは各選挙区責任者と若手医連会員等二十人が参加した。
 参加者は選挙区別にテーブルに着席し、混合診療問題における協力のお礼に始まり、「イギリスの医術や医療制度は実にすばらしい」とイギリス在住の日本女性が最近の『文藝春秋』に掲載した記事が話題になった。これに対しイギリス在住の日本人医師の、「それは大間違い」との文書が紹介された。医療問題で事実無根の情報が、誤った世論を形成していることがある。議員各位には正しい事実認識に基づいて判断するよう注文をつけた。各テーブルでは多くの議題が取り上げられ、議員の先生方が誤解されている情報、真実はこうだ……と熱の入った議論がなされた。それは大変有意義であったが、今後は各選挙区別に議員・会員・県医師連盟役員が参加し意見交換を行い、合わせて懇親会をすることを決定した。(二月十日実施)


所感
茨城県医師連盟委員長 原中 勝征

 茨城県医師連盟と県選出国会議員との懇談会が、さる二月二十三日(水)、日本医師連盟霞が関研修室で行われた。自由民主党所属衆議院議員六名、参議院議員二名、武見敬三・西島英利参議院議員と七選挙区医師連盟代表者が出席して行われた。
 わが県選出の衆議院議員として、自由民主党の医療、介護、年金すべての最高責任者である丹羽雄哉氏が参加され、今後の国の考え方などを伺った。若手議員の赤城徳彦、梶山弘志、永岡洋治代議士とは、今後医療のあり方を学ぶため勉強会をもつことになった。
 全体的な印象は少子高齢化時代の到来で経費削減以外の方法しかないとの認識が強く、財源の確保についての努力がなく、国民の人生をどう考えるかとの考慮が足りないと思われた。しかし、出席者は異口同音に会議の必要性を認めていた。(二月二十三日実施)

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