日医連ニュース
日本医師連盟ニュース
2004/6/25(Fri.) 第29号 抜粋記事 1・2/2 INDEX
日本医師連盟執行委員会
医政なくして医療なし、新体制スタート
役員人事を全会一致で承認
 新年度の日本医師連盟執行委員会が、四月二十日日本医師会館で開催された。議題は主に日本医師会執行部改選に伴う日本医師連盟役員人事で、全会一致で承認された。

 会は野中博常任執行委員の司会で開催。冒頭、植松治雄委員長は以下のごとく挨拶した。

【植松委員長挨拶】
「本日は日本医師連盟役員人事、および第二十回参議院議員選挙について協議いただく。今日、わが国の医療をとりまく環境には種々の難問が山積みしているが、とりわけ診療報酬には極めて大きな問題があると認識している。二年後には診療報酬と介護報酬を合わせて見直すという考えが厚生労働省にあるようだが、この危機的状況を乗り越えていくには、日本医師連盟の政治力が重要であることは論を待たない。
 そのためには、日本医師連盟の全会員が現在の状況に危機感を抱き、各都道府県医師連盟、および郡市区医師連盟においても、会員に積極的に働きかけて総意の結集をはかりつつ、強い意欲と情熱に満ちた活動を望みたい(要旨)」。

【議題】
 引き続き植松委員長が議長となり議題の協議に移る。
 日本医師連盟役員人事
 植松委員長が日本医師連盟規約に基づいた今回の役員人事について詳細に説明。その結果、日本医師連盟委員長、副委員長、常任執行委員をはじめとして、都道府県医師連盟が推薦した執行委員百十六名を全会一致で承認。併せて会計責任者、会計責任者職務代行者、会計監督者、参与についても、拍手をもって承認された。
 会の最後に、拍手に迎えられて組織内候補予定者が登壇、「昨年八月三十一日より都道府県医師連盟、郡市区医師連盟の先生にご支援と励ましをいただいているが、先生方のそのような温かいご支援が明日の活力になっている」と挨拶。出席者一同、決意を新たにし散会となった。

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