来る四月十三日と二十七日、統一地方選挙・衆参補欠選挙が実施される。
　周知のとおり、現在日本医師連盟は、各都道府県医師連盟と協力し、
(1)被用者保険三割負担の実施凍結、(2)高齢者自己負担軽減、(3)医療への株式会社参入阻止、(4)混合診療の導入反対
の4項目実現に向けて全力で取り組んでいる。また、各都道府県医師連盟ではこれらについて地方議会における「意見書」採択を働きかけ、その結果十七日時点では十八道府県における採択が確認されている。この数は今後更に増加すると見込まれる。
　統一地方選挙における医師連盟の集票力は、世間の注目するところである。地域に密着した医政活動は我々の医療政策を政治の場に反映させる強固な原動力となる。今こそ、各都道府県医師連盟が総力をあげ、推薦議員の必勝を期して戦いに臨みたい。