日医連ニュース
日本医師連盟ニュース
2003/3/25(Tue.) 第24号 抜粋記事 1・23/3 INDEX
3割自己負担凍結に向け、徹底した闘いを
日本医師連盟執行委員会
平成13年度収支決算、15年度負担基準額を承認
 日本医師連盟は、一月二十一日、日本医師会館で執行委員会を開催(総数百四十九名中百二十四名出席)、平成十三年度収支決算報告、および十五年度負担金負担基準額について討議を行い、全会一致で承認した。また、岩手県、三重県、沖縄県の医師連盟から医政活動への取り組みについて力強い発言が述べられ、被用者保険三割自己負担実施凍結を勝ち取るべく、各都道府県医師連盟が総力をあげて闘い抜くことを改めて確認した。
日本医師連盟執行委員会

 冒頭、挨拶に立った坪井委員長は「本日は、平成十三年度収支決算、十五年度負担金負担基準額について報告させていただくわけであるが、よろしくお願い申し上げる。
 現在、われわれが抱えている問題についていろいろな意見があるが、それらを集約し合意を形成しながら、一丸となり国民医療の確保という大義のために闘っていかねばならない。そのために、執行部一同、全身全霊をもってこれにあたる所存であり、格段の支援と指導をお願いしたい。近来、医政活動の重要性が一段と高まっているが、肝心の自民党に本来の党ではないようなところが見られ、われわれとしても悩むところが多い。しかし、地区の医師連盟によっては八十%が自民党を支持しているところもあり、やはり自民党には、もっとしっかりしてもらわないといけない」と自民党を叱咤激励した。
 引き続き、報告に移り、平成十三年度日本医師連盟収支決算について、酒井会計責任者が収支決算内容を説明した後、「本会計の監査については、一月二十日に会計監督者に詳細に監査を実施していただいた。また、十三年一月一日〜十二月三十一日までの収支については政治資金規正法に基づき、その収支報告書を自治省に提出し、受理されている」と報告した。さらに、國井会計監督者が「平成十三年度日本医師連盟の収支決算について、慎重に監査を行った結果、その収支は適正妥当で、帳簿記載も適確であることを認める」と報告。本件は全会一致で承認された。

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